失敗しにくい秘訣!ふわふわシフォンケーキ生地の作り方。
しっとりふわふわ軽くて美味しいシフォン生地は「膨らまない」「底上げする」などの失敗を繰り返して出来た作り方です。4人で食べるのにちょうど良い17センチ型プレーンシフォンケーキのレシピです。
プロが作ったようにいつ作っても同じように焼けることが目標!
何度作っても確実なものがないシフォンケーキ。失敗しにくいコツを確認しながら作ります。
計量します
卵の重さもキッチリと!新鮮な卵を使い、直前まで卵は冷蔵庫に。冷えた卵は泡立ちにくい性質なのでしっかりときめ細やかに泡立てられるため。
2粉をふるいます
ビニル袋を使うと便利!薄力粉は3回ふるいます。空気を含みふわっと軽くなり生地に混ざりやすくなります。
①~⑤の順に混ぜます
もったり白っぽくなるまでよく混ぜます。それぞれ加えるごとに50回以上くるくるします。もっと大きな泡だて器を使った方がいいかも!乳化不足だと気泡が壊れやすく、重い生地が底にたまってしまい底上げの原因に。
メレンゲを作ります
しっかりつやつやにハンドミキサーで泡立てていきます。泡立ての詳しいポイントは下に!
砂糖は3回に分けて加えます。
その都度ピンと角が立つまで泡立てます。
5濃度合わせをします
卵黄ボウルにメレンゲ1/3量を加えてよく混ぜ合わせます。ハンドミキサーを本体からはずして使っています。(洗い物を減らしたいため)
メレンゲを混ぜます
濃度合わせが出来た生地に残りのメレンゲを一気に加えて『の』の字を描くように混ぜ合わせます。縦に切り『の』の字を描くようにボウルの周りをこするイメージ。50~70回目安
シフォン型に入れます
同じ所から途切れずに一気に空気を入れないように流し入れます。高いところから入れないように気を付けます。
型の7~8割程度になるくらい
アルミ製の型がおススメ!型にへばりついて持ち上がって膨らむので、テフロン等の型では滑ってしまって膨らみにくいため。
メレンゲの作り方のポイント
メレンゲの泡立てポイント
- ボウル等に油分が残っていると泡立たないのでキレイに洗ってよく乾いたものを使います
- ハンドミキサーは一気に強にせず、少しずつ強めていきます
- 卵白をほぐします
- 砂糖1/3を加えます
- ハンドミキサー1で30秒
- ハンドミキサー3で30秒
- ハンドミキサー5で60秒
- 泡がポコポコしてきます
- これを3セット繰り返します
調理器具について
粉ふるいとハンドミキサー
- ビニル袋を2枚使って交互にふるいます
- まわりに粉が飛び散らないので狭いスペースで出来ます
- 後片付けもラクちん
- 愛用しているハンドミキサー
- クイジナート
- 強さは5段階
失敗しにくいコツ、ポイント
失敗を回避するための方法
- 膨らまない
- メレンゲの泡立て不足
- 卵白の温度が高いときめが粗くなる
- 生地がうまく混ざっていない
- オーブンの熱が強すぎる
- 乳化剤は消泡性があり泡を消してしまうので、乳化剤の入っていない油を使う
- サラダ油や米油がおススメ
- 底上げ現象
- メレンゲの泡立て不足
- 卵黄、油、水の混ざり不足、乳化不足
- オーブンの下火が弱い
- 型に入れる際に高いところから入れ過ぎ
- 腰折れ、横割れ
- メレンゲの混ぜ合わせ不足
- メレンゲ泡立て過ぎ
- 型に入れるときに空気が入ってしまう
- 温度が高いと表面が先に固まってしまい、表面ではなく横が割れてしまうく
- 型に入れた後、表面に薄く竹串やナイフでガイドを入れる
- 焼き縮み
- 焼きが足りない
- メレンゲ強度が下がるので砂糖は減らさない
- 逆さにしてしっかり冷めてから型から外す