おせち料理の盛り付け(おひとり様用重箱)

2021年11月15日

1.お手軽レシピ

1年無事に過ごせた事への感謝と新年への気持ちの切り替えに!おせち料理を作りながら1年の反省やら来年への希望やら・・・。複雑な気持ちになる時もありますが(笑)好きな時間です!私のおせち料理は毎年9品くらい、20年くらい作り続けているものです。普段のおかずのようになるべく簡単に薄味に、化学調味料を使わないで作っています。好きなもの、食べたいものを自分が美味しいと思える味付けで作れたらいいですよね~!作るとなんだかすごい達成感?満足感?があります♡出来たおせち料理をお気に入りの木製の箱に詰めました。コロナ禍なので一人ずつの盛り付けもいいかもです!

2.材料

卵、はんぺん、身欠きニシン、昆布、かんぴょう、黒豆、海老、数の子、ごまめ、青のり、大根、人参、栗の甘露煮、安納芋、レンコン。醤油、酒、味醂、砂糖、塩、出汁、酢。

3.材料費

1人分の材料費は合計でおよそ640円。調味料や柚子、青じそ、青のりなどは計算に入れていません。今日は地味弁ぢゃないですよ~!

  • 伊達巻(42円)
  • ニシンの昆布巻(76円)
  • 黒豆(40円)
  • 海老の旨煮(50円)
  • 数の子(108円)
  • 田作り(29円)
  • 紅白なます(6円)
  • 栗きんとん(43円)
  • レンコン(20円)

4.作り方

おせち料理1品ずつの詳しい作り方はこちらです→☆
出来上がったおせち料理はそれぞれジッパー付きビニル袋で冷蔵庫で保存しています。

5.盛り付け

3段の重箱の1段目に詰めました。なるべく同じ色が重ならないように、立てかけていくように立体感を意識すると綺麗に見えると思います。

盛り付けのポイント

  1. 形の大きいもの、しっかりしているものから。伊達巻が大きめ太めなので最初に入れます。
  2. おせち料理は茶色い味付けのものが多く色があまり鮮やかではないですよね!盛り付けでは緑の物が入ると綺麗に見えるので青シソを入れました。曲げわっぱのお弁当には、食べられるもの以外はなるべく入れたくないので仕切りには青シソやレタスを使うことが多いです。
  3. 黒豆と紅白なますは、汁があるので小さなお酒用のおちょこを使いました。紅白なますには柚子の細切り、黒豆にはディルの葉を飾りました。おちょこはこちらで買いました→☆
  4. もう1つ白い容器を入れて栗きんとんを詰めようと思ったのですが、器の高さが揃わず居心地良くなさそうなのでやめました。
  5. 昆布巻は立てかけるように配置しました。
  6. 海老を斜めに入れるイメージで、田作りと数の子を真ん中に入れました。
  7. 海老の色合いが鮮やかな赤ではないので、手前に真っ白なレンコンを入れました。レンコンの白色と穴でさわやかな色合いになります。
  8. 斜めに重ねていくイメージで詰めました。

盛り付けた器

サイズ(15センチ四方×高さ4センチ)
薄い木目の箱に入れたので明るい軽いイメージのおせち料理になりました。重厚感、高級感のあるイメージのおせち料理にしたい場合は黒っぽい箱に入れるといいかも!木目の綺麗な重箱はこちらで買いました→☆

6.おせち料理について

自然の恵みや収穫に感謝して神様にお供えしたものを節供(せちく)と言います。奈良時代の朝廷内では節会が行われ、年に5回ある節供の奇数が重なる日(1/1、3/3、5/5、7/7、9/9)の中で1/1は最もめでたい日として扱われ、お正月に食べるものをおせち料理と呼ぶようになりました。
明治時代になるとめでたい事を重ねるという願いを込めて5段重に、近年では4段重が正式なものとされています。(5の重箱は、来年こそは重箱を一杯にできますように・・という願いの箱で実際には詰めないそうです)詰めるお料理は陽数といわれる奇数にします。

おせち料理の分類は?

分類は全部で5種類です。祝い肴、口取り、焼き物、酢の物、煮物を重箱に詰めるのが一般的ですが、幸せを重ねるという意味が込められています。

  1. 一の重(祝い肴、口取り)栗きんとん、かまぼこ、伊達巻き、黒豆、田作り、数の子、きんぴらなど。
  2. 二の重(焼き物)焼き魚、海老など海の幸など。
  3. 三の重(酢の物)紅白なますなど。
  4. 与の重(煮物)里芋やレンコンやごぼうなど筑前煮など山の幸など。
  5. ※四の数字は縁起が良くないとされるため与を使います。

おせち料理はいつ作るの?

年末から用意しますが、新年に台所にお迎えした歳神様を騒がせないため、火の神である荒神を怒らせないように火を使わないようにするため、神と共食するお雑煮以外は煮炊きを避けるようにするため、いつも料理している人がお正月三が日くらい休めるように・・・などいろいろな説があります。

7.感想

伊達巻と数の子の色が重なってしまってちょっと残念でした!青じその葉をあちこちに挟もうかと思ったのですが、伊達巻のぐるぐる巻き断面が見えなくなるのでやめました。昆布巻きと数の子の位置が逆でも良かったかもです。蓋も閉まりますのでおせち料理のお弁当やお裾分けにも~。
自分のために作ったおせち料理で一人でゆっくりまったりお正月番組を見ながらお酒を飲みながら過ごすのもいいですよね~♡寂しくなんてないですよ~(笑)来年はコロナが終息して大きな声で笑いあえるお正月になることを願っています。素敵な1年の始まりになりますように~♡