おせち料理の作り方と盛り付け(1人用)
私のおせち料理は毎年9品くらいの定番のものです。
すぐに食べ終わっちゃう量なので普段のお料理と同じように
なるべく簡単に薄味に、化学調味料を使わないで作ります。
市販の豪華なおせち料理はキレイで楽しくて選んだり購入したりも楽しいですが高価だし、しょっぱかったり甘すぎたりしますよね!
自分が美味しいと思える味付けで作ればいいのかな、と思っています。
砂糖、醤油、酒、味醂など家にある調味料で作れちゃうので
意外と簡単です。
出来たおせち料理を木製の箱に詰めてみました。1段1人用です。
おせち料理8品
▪伊達巻
▪ニシンの昆布巻
▪黒豆
▪海老の旨煮
▪数の子
▪田作り
▪紅白なます
▪栗きんとん
▪レンコン
盛り付け
作ったおせち料理はジッパー付き袋で冷蔵保存しています。
年末年始は冷蔵庫がいっぱいになってしまうので保存しやすいです!
3段の重箱の1段目に全部詰めます。
木目の綺麗な重箱はこちらで買いました→☆
詰めるときのポイント
①形の大きいもの、しっかりしているものから。
伊達巻が大きめ太めなので最初に入れます。
②緑の物が入ると綺麗に見えるので青シソを入れます。
曲げわっぱのお弁当もですが、食べられるもの以外は入れたくないので仕切りには青シソやレタスを使うことが多いです。
③黒豆と紅白なますは、汁があるので小さなお酒用のおちょこを使いました。
紅白なますには柚子の細切り、黒豆にはディルの葉を飾りました。
おちょこはこちらで買いました→☆
ディルはハーブの葉です。他のお料理に使った残りです。
④昆布巻は立てかけるように配置しました。
⑤栗きんとんも白い小さな器に入れようと思ったのですが、器の高さが揃わず、綺麗に見えないと思ってやめました。手前に詰めました。
⑥海老を斜めに入れるイメージで、田作りと数の子を真ん中に入れました。
⑦海老の色合いが鮮やかな赤ではないので、手前に真っ白なレンコンを入れました。レンコンの白色と穴でさわやかな色合いになります。
⑧斜めに重ねていくイメージで詰めました。
お箸は茶色いペーパーに簡単にリボンを結びました。
お雑煮はこんがり焼いたお餅入り。お出汁は鰹や昆布だしが好きです!
1時間かけてゆっくり煮たほろほろの鶏モモ肉と柚子と三つ葉のいい香りのお雑煮です。
お雑煮の作り方はこちらです→☆
お出汁の取り方や海老の処理の仕方など料理の基本の記事はこちらです→☆
鶏モモ肉のホロホロ煮のレシピはこちらです→☆
それぞれのおせち料理の詳しいレシピはこちらです→☆
おせち料理の起源
自然の恵みや収穫に感謝して神様にお供えしたものを節供(せちく)と言います。
奈良時代の朝廷内では節会が行われ、年に5回ある節供の奇数が重なる日(1/1、3/3、5/5、7/7、9/9)の中で1/1は最もめでたい日として扱われ、お正月に食べるものをおせち料理と呼ぶようになりました。
明治時代になるとめでたい事を重ねるという願いを込めて5段重に、近年では4段重が正式なものとされています。
(5の重箱は、来年こそは重箱を一杯にできますように・・という願いの箱で実際には詰めないそうです)
詰めるお料理は陽数といわれる奇数にします。
おせち料理はいつ作るの?
年末から用意しますが、新年に台所にお迎えした歳神様を騒がせないため、火の神である荒神を怒らせないように火を使わないようにするため、神と共食するお雑煮以外は煮炊きを避けるようにするため、いつも料理している人がお正月三が日くらい休めるように・・・などいろいろな説があります。
感想と反省点
なるべく同じ色が重ならないように詰めると綺麗に見えると思いますが、伊達巻と数の子の色が重なってしまって、ちょっと残念でした!
青シソの葉を挟もうかと思ったのですが、せっかくの伊達巻の断面が見えなくなってしまうので諦めました!
昆布巻と数の子が逆でも良かったかな~!!
蓋も閉まりますのでおせち料理のお裾分けを持っていくときやお弁当にも~。
1人用のお節の材料費
合計金額ー円
今日は地味弁ぢゃないですよー(笑)
差し入れしたら喜んでもらえるかな?
2人用のおもてなしのおせち料理のテーブルはこちらの記事です
→☆
素敵な1年の始まりになりますように~♡